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カラン♪
「ただいま、ラグナ!新記録だよ!
十五分で全部買って来れた…………」
俺が買い出しを終えて、勢いよく扉を開けて中へと入ると
そこにはジンさんとラグナの姿があった。
おぅ。
案の定、二人っきりだったのか。
一瞬、動揺する。
「お、ジェフ。久しぶりだな。
…背ぇ伸びたんじゃないか?」
「えっ?!本当っすか?」
ジンさんが、微笑みながらそう言った。
俺は、いつもラグナに子ども扱いしかされないから、早く大人になりたいと思っている。
背が伸びてるなんて、最高の褒め言葉だ!
「そうかしら?いつも一緒にいるからあんまりわからなかったわ。」
うっ。
ラグナの言葉に軽く傷つく。
でも、“いつも一緒にいる”んだもんな。
気づかなくても仕方ないよな。
俺は、買って来たものをカウンターにドサと置いた。



