レオは、カウンターに頬杖をつきながら言う。



「ま、今日は邪魔されないし。

ずっとここに居よっかな〜。」



「それはダメよ、ちゃんと都市のパトロールしないと。

レオはガーディアンでしょ?」



私がそう言うと、レオは拗ねたような顔をして言った。



「…ベルは、俺のことキライなわけ?」



え?



私は、ふいの質問に動揺する。



「れ……レオの方こそどうなのよ。

私のこと、別にどうも思ってないんでしょ?」



いきなりの展開に、ビビとナナは興味津々、といった感じでこちらを見ている。


すると、レオは表情を変えずに、さらり、と言い放った。



「質問に質問で返すなって。

…俺は好きだよ?ベルのこと。」



その瞬間、ビビとナナの黄色い声が飛ぶ。



「ベ…ベル!聞いた?」



「告白よ!告白!!」