彼の蒼瞳から目が離せない。
すると、ジンは、いつもよりずっと優しい声で言った。
「ラグナ……“幼なじみ”をやめる気ない?」
!
私は、言葉が出なかった。
その代わりに、無意識のうちに、頬に涙がつたう。
ジンは、ふっ、と笑って私の涙を拭いた。
私は、喉の奥から声を絞り出した。
「や……やめたら…どうなるの?」
ジンは、「うーん…」と目線をそらして
呟く。
そして、私に色味を帯びた瞳を向けた。
聞き慣れたジンの声が私の心臓を、ぎゅっ、と掴んだ。
「…ずっと、危なっかしい“ご主人様”の側にいてあげるよ。
僕が、ゼロに振られてよかったって思えるようにしてやる。」



