「…さっきから何ブツブツ言ってんの?
ジェフに買い出しに行ってもらいたいん
だけど。」
ラグナが、俺の方を軽く睨んで言った。
「ん?買い出し?
おー、分かった分かった。……。」
待てよ?
ここで俺が買い出しに出たら、ラグナと
ジンさんは“二人っきり”になっちまう!
「ラグナ!俺が店番をやっとくから、ラグナが買って来なよ!」
「何言ってんの?買い出しはジェフの仕事でしょ?
……バイトの分際でワガママ言わないの!さ、行ってきて。買うものはいつもと一緒だから。」
く…くそぅっ!
こうなったら豪速球で帰って来てやる!!
「ラグナ!俺は信じてるから!店の中で
変なことしないって!!!」
「はぁ?意味わかんないこと言ってないで早く行ってきて。」
そ、そうだよな。
この短時間で急接近なんてありえないよな
俺は急ぎ足で魔具ショップを出て、
町の商店街へと走り出した。



