かぁっ!と、顔が赤く染まる。
……って…?
どういうこと………?
私が頭をフル回転させていると、ゼロが私から少し離れた。
綺麗な瞳が、まっすぐ私をとらえる。
ふいに目を逸らすと、ゼロが低い声で言う。
「逸らすな……。俺をずっと見てろよ。」
ぴく、と体が震えた。
こんなゼロ、見たことない。
「お…オーガの魔法は、全部解けたんじゃないの……?」
私は、震える声でゼロに尋ねた。
大きく口を開けると、そのまま心臓が飛び出しそうで、開けない。
するとゼロは、ふっ、と笑ってささやいた。
「……確かめていい…?」
ぼんっ!と、頭が爆発した。
え……え………?
確かめるって……?!
すると、ゼロは、くすくすと笑って私を見つめた。
!
ゼロってば…絶対私をからかってる!
動揺する私を見て、楽しんでるんだ!


