「ホノさんっ!!!!」
私は、ゴリーの背中から身を乗り出して叫ぶ
すると、ホノを包んだイバラが
どくん、と脈を打った。
!
私はイバラの中の様子を想像し、体がガクガク震えだした。
ホノさんが……
ホノさんの姿が、変わっちゃう………!
その時、オーガは、ふっ、と笑みを浮かべ、ホノを包んだイバラを解き放った。
すると、トサ、とイバラの中から小さなシルエットが床に落下する。
私とゴリーは、それを見て絶句した。
「!………ほ……ホノさん………?!」
「……みゃ……。」
私の言葉に返事をしたのは、
紛れもなく“猫”だった。
その真っ白な毛は、ホノさんの白い雪のような肌にそっくりで
首には銀色の鈴の首輪がついている。
……まさか………
これって、ホノさんがつけていた簪…?
ということは………
「…ホノさん…本当に猫になっちまったのか……?…!」
ゴリーの言葉が、静まりかえった部屋に響いた。


