ゼロの相棒《番外編》







少年の時はすっかり忘れていたけど…





青年ゼロは、“ケンカ”が強いんだ……。







ゼロは、ひらり、と黒マントの攻撃を避けながら、残りの二人に攻撃していく。




たんっ、と地面を蹴ったと思うと、素早く回り込み、奴らの背後を取ってそのまま蹴り上げる。




そして、不意を突かれて奴らが防御を崩したところで、一気に胸ぐらを掴んで地面に叩きつけた。






ドッ!!と言う音とともに、男たちの低いうめき声がした。






黒マントは、すぅ…と、浄化されていく。






…………すごい………。






私は、ゼロの動きに目を奪われて、戦闘が終わった後でも心臓がドキドキ鳴っていた。





ゼロが、ふぅ…と、息を吐くと、
同じく相手を浄化したホノがゼロに言った。





「まだまだオーガの手先が町中をうろついているかもしれん。


…気を抜かないで行くぞ。」