ゼロの相棒《番外編》



おいおいおいおい!!!


いくらなんでも早すぎだろ!!?

いきなり告白?!


こいつ………!


俺がカトレアと出会った頃から約十年間出来なかったことを

俺にカミングアウトしてから約十分で成し遂げようとしてるのか?!


なんてヤツだ?!



「俺はずるずる長引かせて、お前の二の舞になるのは御免なんだよ。

……あいにく、俺は理性的ではないもんでね。」



ロイは、そう言い残すと

カトレアの眠る二階の部屋へと上がって行った。



う………嘘だろ?


……俺はどうすればいいんだ?


………というよりも、ロイのやつ…ずっと自分の気持ちを抑えてたのか?

俺のために…。


俺は、ぐっ、と唇を噛んだ。


そうだとしたら、本当にロイには悪いことをしていた。

俺がふらふらしてたばっかりに、ロイを知らず知らずのうちに、傷つけてしまっていたのかもしれない。