ゼロの相棒《番外編》




───ガラガラガラッ!!



砂煙を上げながら、遺跡を構築していた石の壁が崩れ落ちていく。



「………っ!!!」



俺は、咄嗟に目をつぶって衝撃波に耐える。


……!



そして、ふっ、と目を開けると、そこには無残な石の塊や板状の石が、数え切れないぐらい転がっていた。



崩…れ…………た?



俺は、一瞬で言葉を失う。


目の前が、真っ暗になって

頭の中はそれとは反対に、真っ白になった。


そして、灰色の残骸を、じっ、と見つめる。



「カトレア!!!」



俺は、遺跡の近くへと、走り出した。


そこに、ロイと、ドロシーも到着し、目の前の光景に、絶句する。



「カトレア!おい!!カトレアっ!!」



俺は、必死で彼女の名前を叫びながら、灰色の瓦礫の山を進んでいく。