あの時……?
「観覧車で、俺の魔力が切れる前。
……ベル、言ってただろ?」
!
急に心臓が鳴り始める。
レオは、私の手と足を縛っている縄を解くと、私の目をじっと見た。
私は、その視線から逃れることができない。
………緊張する。
これを伝えてしまったら
どっちに転ぶにせよ、もう元の関係には
戻れない。
悪い方へと進んでしまうのが怖い。
私は、今、レオが酒場に顔を出してくれることで十分幸せだ。
もし、振られたら……
来なくなっちゃうのかな……?
レオが、離れてしまうのは嫌だ。
私は、ぎゅっ、と目を閉じた。
でも………。
今なら言える気がする。
私の正直な気持ちを………。
私は、ふぅ、と小さく息を吐いた。
そして、ぱっ、と目を開いて
レオの瞳を真っ直ぐ見た。
「レオ。私、あなたに惹かれてたみたい。
………好き………なの……。」



