「俺はガーディアンだ。
王に命をかけて忠誠しなくちゃならねぇし、王が治める都市も、そこに暮らす人々も守らなきゃならない。
休みもないし。ベルの側に居られる時間も限られるし、一ヶ月以上会えない時もある。」
レオは、ふぅ、と小さく息を吐いた。
「でもな。」
レオが、すっ、と私から少し離れて、
目と目が合う。
ダークレッドの瞳が、ほのかに色づいて
私を捕らえた。
「俺は、お前が望めばいつだって
ベルだけを護る為に駆けつける。
どこにいたって、ベルが泣けば
涙を拭くために胸貸してやる。
俺は……ベル専属のガーディアンだ。」
私の………専属?
私が望めば……ずっと側に居てくれるの?
こんな……こんな私の為に?
「なぁ、ベル。」
レオが、私の名前を再び呼んだ。
「昨日の続き………聞かせて。
本当に、あの時。なんて言ったの?」



