ゼロの相棒《番外編》




「ストーカーに悩まされてるって、言うタイミングはいくらでもあっただろ!

なんで俺を頼らなかったんだよ!

本当にアイツのもんにされるとこだったんだぞ!」







レオは、熱のこもった瞳で私を真っ直ぐ見つめる。


その瞬間、私の瞳から涙がこぼれた。



「ご……ごめんなさい……。

ごめんなさい。レオ………。」



忙しいレオに、相談するのは厚かましいなんていうのは、ただの言い訳だった。


本当は……ほんとは…。


相手にされなかった時を怖がってただけなんだ。


流されてしまうことを、恐れただけなんだ。


私が、弱虫だっただけなんだ。


変な意地を張って、素直になれなかった。


そして、結局。

一番迷惑をかけたくない人に、心配をかけてしまった。