ゼロの相棒《番外編》




な………なんだと……?!



その場にいる全員が、目の前の光景に
目を見開く。



ベルの酒場が……燃えてる?!


ベルの大切な場所が……!!


俺の安息の地が!!!!!



俺は咄嗟にビビとナナに尋ねる。



「中に客とベルはいないんだろうな?!」



「うん、いないわ!魔力も感じない!」



俺はそれを聞いて、素早く酒場に向けて
腕を突き出した。


燃え盛る炎を、酒場ごと魔法の光で包んでいく。


それを見たホークとビビが呟く。



「す……すごい…レオさん。」



「レオ様って、やっぱり一流の魔法使いだわ…。」



次の瞬間、ふっ!と、酒場を取り囲んでいた炎が一瞬で消え去った。


驚いたホークが、俺に尋ねる。



「なんであの凄まじい炎が一瞬で消えたんですか?!」



「消えてはねぇよ。俺が丸ごと異空間に持ってっただけだ。

後で広い場所で放出する。」



ホークは感動したような瞳で俺を見た。


このやり方が消すより早い。


今は、ベルを見つけ出すことが先決だ。



ベル………


無事でいてくれ!!




《レオside終》