****
《レオside》
「森が燃えてるらしいぞ!」
俺たちが煙の出ているところに到着すると、酒場の前の森から火が出ていた。
くそ……!
奴の仕業か!
ホークが、俺を見て言う。
「レオさん!早く火を消さないと、森中に広がっていきます!」
確かに、一旦火のついた森は、勢いを増して燃え広がる。
ベルのこともある。一刻を争うんだ。
俺が頷いて、魔力を一気に高めた
その時だった。
パアッ!!!!!!
「!」
いきなり炎のついた木々が光に包まれ
火が静まっていく。
こ………この魔法は………!
「誰じゃぁっ!!!?わしの森にいたずらした奴はぁっ!!!」
都市中に、聞き慣れた怒号が響き渡る。
そして、森の中から年老いた男性が出てきた。
「グランのジイさん!」
俺がそう叫ぶと、男性は、ばっ!とこちらを向く。
「おぉ、レオ!なんじゃ?この騒ぎは!」



