“琥珀色”……。
それを聞いて一番に俺の頭に浮かんだのは、ベルの姿だった。
……ヤバイな、俺。
仕事中なのにベルのことばかり考えちまう。
……ベルが奴の仲間な訳ない。
俺は、ふぅ、と息を吐く。
「仕方ないな。もう少し都市の町をまわりながら、情報を集めるか。」
「はい!今度は森の方まで行ってみましょう。」
俺は、ホークと共に、都市の西側に向かって歩き出した。
…ったく。
早く捕まえないと
いつまでも酒場に行けねぇ。
放火魔なんて出るから、仕事が増えるんだ。
ガーディアンは大きな仕事が入れば、一ヶ月は酒場に行けないことだってあるし、ブラッド隊長みたいに、都市以外に派遣されることもある。
……いつまでたっても、ベルとゆっくり話が出来ねぇ。



