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《レオside》
「レオさーん!目撃情報ありましたよ〜!」
青い制服を着たガーディアンの青年が、
俺に向かって走ってくる。
青年の名前は、ホーク。
俺と同じ隊の、直属の部下だ。
「今日商店街で、放火魔とみられる、黒マントの男がうろついていたそうです。
どうやら、今日犯行に及ぶのは間違いないみたいですね。」
俺は辺りを見渡しながら答えた。
「その男、どの方角に行ったって?」
「いや〜、そこまでは。
黒マントの男は、商店街で誰かと話していて、それからすぐに姿を消したようです。」
“姿を消した”?
奴も瞬間移動が使えるのか?
「“誰かと話していた”?
仲間がいるなんて初耳だぞ。」
俺の問いかけに、ホークは腕組みをして少し黙った。
「目撃証言では、若い女性と話していたようでした。
顔は見えなかったらしいんですけど、綺麗な琥珀色の髪の毛をしていたみたいですよ。」



