ゼロの相棒《番外編》



****

《レオside》



「レオさーん!目撃情報ありましたよ〜!」



青い制服を着たガーディアンの青年が、
俺に向かって走ってくる。


青年の名前は、ホーク。

俺と同じ隊の、直属の部下だ。



「今日商店街で、放火魔とみられる、黒マントの男がうろついていたそうです。

どうやら、今日犯行に及ぶのは間違いないみたいですね。」



俺は辺りを見渡しながら答えた。



「その男、どの方角に行ったって?」



「いや〜、そこまでは。

黒マントの男は、商店街で誰かと話していて、それからすぐに姿を消したようです。」



“姿を消した”?


奴も瞬間移動が使えるのか?



「“誰かと話していた”?

仲間がいるなんて初耳だぞ。」



俺の問いかけに、ホークは腕組みをして少し黙った。



「目撃証言では、若い女性と話していたようでした。

顔は見えなかったらしいんですけど、綺麗な琥珀色の髪の毛をしていたみたいですよ。」