どきん、と胸が高鳴った。
今までよりも、レオの声を近くに感じる。
ゴンドラの中にいるせいだ。
レオの顔がまっすぐ見れない。
なんで?
今までこんなことは無かったのに。
「確かに…そうね。」
微かに声が震えた。
なんだか、今日は変だ。
いや、しりとりをした時から。
……私はレオにドキドキしている。
なんで?
……自分でもよくわからない。
「ベルは今日みたいに髪を下ろしてた方がいいよ。
俺はそっちの方が好きだな。」
“好き”……?
かぁっ、と顔が赤くなる。
な………なに反応してるんだ。私は。
“髪型”を褒められただけじゃない。
これじゃあ、まるで
私がレオのことを…………



