「ベル!!」
その声に、全身の力が抜ける。
見上げると、ダークレッドの瞳が、強く私を見つめている。
「れ…………レオ………。」
「大丈夫か?俺の他に、誰にも会ってないだろうな?」
レオ………だぁ………。
はぁ…!と、大きな息が漏れる。
「よかった…もう会えないかと思ってた…」
「ごめんな。遅くなった……!」
レオは、弱々しく笑うと、私に謝った。
「怖かったか?」
「うん……。ごめんなさい、置いて逃げたりして。」
レオは、私の言葉を聞いて、ふっ、と優しく微笑んだ。
「会えてよかった…。
でも、抱きついたりとかはしてくれないのな。」
レオは、にっ、といたずらっぽく笑った。
「し……しないわよ!」



