夢見のさだめ

まだ内緒にしてるんだ。


うっかり話しちゃわない様に気をつけなきゃ。



「マッケンジーさんって逞しくて、優しそうな人だよね」

「そうなんだよね。 一緒に居ると安心する。 未だに信じられないくらいドキドキするし、一緒に居られるだけで心が満たされる感じ」



ジーナの幸せな顔を見て笑ってしまった。


私まで幸せな気分。



「はいはい、ご馳走様。 お腹いっぱいだよ」

「あははっ、早くエヴァの惚気話も聞かせてよね」



惚気話か……いつか私もする日がくるのかな?


自分の事なのに全然想像できないや。



「話しをしているところ申し訳ない」



声を掛けられて顔を上げると、護衛を連れたドミニク王子が立っていた。


話しに夢中になってて全然気づかなかった。