目が覚めると、自分でもびっくりするほどの汗をかいていた。 「はぁ‥‥はぁ‥‥」 夢の中の凛子さんは綺麗な髪をなびかせて 歩いていた。 「凛子さん‥‥」 コンコンッ ノックがした。 「翼くんー?なんか女の子が来てるけど‥‥」 「‥‥え?」 2つ下の女の子が俺を呼びにきた。 「‥‥凛子さん‥‥?」 俺は着替えずに入口へ向かった 「‥‥り‥‥」 ドアを開けると‥‥ 「‥‥あ‥‥」 「凛子さんかと思ったんでしょ」 咲姫がいた。