魔女に恋した王獣







 
「大丈夫ですか?」


 外の空気を吸いに、倉庫の外に出て

    その声に振り向いた。



「だれ?」

 
  倉庫の前にいたってことは、ここの人かな?

「俺、マオって言います。リノさんですよね」


  マオ。

下の人達の中で、ゆういつ私を睨まなかった男



「俺、別にリノさん嫌いじゃないんで」



「えっ、」


「他のやつらはいやがってるみたいですけど。何かあったら言ってください。」



  当たり前のようにいった男


 今は、それだけで心が満たされる気がした