すれ違っても誰も声をかけてきませんし、誰もわたしの存在を知らないのです。 でもわたしには、大事な人がいますからそれで充分なんですけどね。 それでも、どうしてもどうしてもと、欲張るわたしがいるのは間違いないです。 学校を出てひとり通学路を歩く。 そして辿り着いたのは、夕焼けが見える綺麗な海岸。 わたしの思い出のたくさんある海岸。 そこに座って、少しだけ昔のことを思い出しました。