After the rain



「っく…相変わらず足速いな稀斗!」



「ありがとう、でも」




シュッ




「ボールは渡さないよ」



稀斗が放ったボールは、綺麗な孤を描いてゴールに吸い込まれていくように入った



「うー…、負けた」



床に座り込む



「でもシュートされたとき焦ったんだよ」



「それでも反応しただろ?」



「まあね」



ボールを指先でくるくる回している稀斗
俺、それできないんだよな…