なぜか、優太くんは悲しそうな顔を見せた。


でも深入りしたらダメな気がして、そのことは聞かないでおいた。



「私も、家この近くなんだ。」



「そうなんだー。じゃあ途中まで送るよ。」



「いいよ。私一人でも大丈夫だから。」



私はガッツポーズを見せたけど、、、。



「泣いてた女の子一人にするのは俺のプライドが許さないからさー。」



なんて笑顔で言って少しドキッとした。



「じゃあ、お願いしてもいい?」



「もちろん。」