恋水。




「ねぇチカちゃん?俺らの倉庫に来ない?」


「無理。」


今日仕事だし、仕事がなくても行きたくない。なんでそんなところに。


「そういわずに、1時間だけ!ね?」


「無理。」


「そう…徹。」


「…」


「徹。」


「あいあいさー」


「んッ!?」


急に布を当てられてすぐに薬だとわかる。これも、連れてかれるのが利口かな。

薬は吸わず、倒れたふりをする。はあ、めんどくさい。


バタッと倒れるふりをする。


「やっぱり、ただの女の子かぁ…」


残念そうな藤堂の声。


そして、ふわっと体が浮いてしばらくしたら車に載せられ、車が発進した。


「実は起きてるとかないよなー…」


「そんなミラクルあるわけないだろ。」


そんな会話が続いて数10分、目的の場所に着いたらしい。