恋水。




「茜、なんでこんな子…」


藤堂茜は相変わらずニコニコしている。はぁ…無理に笑ってる必要なくない?昨日も思ったけど。


「気持ち悪い笑顔…」


「はい?」


あ…口に出た…そんな目玉落としそうになるくらい全員で驚くことないでしょ。


「なるほど…茜、そういうことですか。」


何。もしかして地雷踏んだ?嘘でしょ。


「面白いですね」

「でしょ?」


意味わからないから帰らせて。と、急に千葉徹が立ち上がった。


「やっぱり俺はっ「グフッ」」


千葉徹の足は神田守の腹を踏んでいた。あ、痛そう。


「あ、ごめんな!ごめんな守!」


顔を真っ青にして謝る千葉徹。何?そんな恐ろしいわけ?