ねぇ、松風くん。



「絶対 松風のチームと当たるまで負けないから、だから…」


そこまで言って少しだけ俯いた潤くんは、続きを言うのを躊躇っているようにも見えた。

今の発言からして潤くんも種目はバスケって事なのだろう。


「……だから?」


待ちきれなくなって言葉の先を催促した私に、潤くんは今まで見た事ないくらい穏やかに微笑んで、そして言った。


「俺のチームが勝ったら、優ちゃん俺の彼女になって。」