「佐々木オーダーお願い!あの席のやつお前がいいってうるさくて。」
「…ん?はーい!菜穂、またね。」
すっかり話し込んでいた私たちは、執事ウェイトレスをやっている塚本くんの声でそれぞれ仕事に戻った。
わざわざ、私を指名する客?
そんな物好きな人いる?
「優ちゃん!こっち!」
「あ!潤くん、いらっしゃい♩」
そこでは笑顔全開の潤くんが、私に向かって手を振っていた。
「あれ?俺には語尾に♡付けてくれないわけ?」
「……だ、誰に聞いたの!」
「ん?…阿部さんが3組のcaféに来れば優ちゃんが語尾に♡付けて接客してくれるって宣伝してたよ?」
……菜穂のやつ。
いつの間に…!!


