「松風くんはきっと、何とも思ってないですよ。」 「そう?…私には葛藤してる男の子に見えるけどなぁ。」 綾菜さんは楽しそうに鼻歌なんか歌っちゃってる。 「……もう、明後日なんですよね。スポーツ大会。」 「あれから潤くんは?どうなの?」 潤くんとは、これと言って変わった事はない。相変わらず、頻繁に教室に会いに来てたわいもない話をして帰ってく。 「今まで通りです。」 「…そっかぁ〜。」