ねぇ、松風くん。



***

帰宅してからもベッドの上で今日のことを振り返る俺。


本当にたまたま、ジュースを買いに行っただけだった。

自販機の前から聞こえた声が、

「俺のチームが勝ったら、優ちゃん俺の彼女になって。」


佐々木さんの名前を呼んだとき、成宮だとすぐ分かるほどなぜか意識は集中していた。


俺は佐々木さんに何も聞いてないなんて言ったけど、告白されるシーンはバッチリ聞こえていた。