惚れたって、言わせてやるよ



「祐介…どこに行ってたの?」


彼を見上げれば小さい袋を差し出された。


「それやるから泣き止め…良いな?」


差し出された袋を受け取るも何かなと不思議でキョトンとする。


「開けても良い?」


「構わねぇよ…」


顔を逸らした祐介を見て。


袋の中から取り出しそれを見て驚いた。


これ…私が可愛いって言った猫のストラップ…。


驚いて祐介を見上げる。


「それ欲しかったんだろ?だからやるよ」


泣き止んだ筈の涙がまた流れる。


「おい!なんでまた泣くんだ…もしかして嫌だったのか?」


慌てて首を横に振り涙を手の甲で拭い。


「凄く嬉しくて…ありがとう祐介」


満面の笑顔を浮かべ礼を言う。


すると慌てて私に背を向けてしまう。