俺のこと好きになってよ。



すこし大きめに告げると
二人はぴたりと口を閉じた。


「二人とも,一体何があったの」


できるだけ冷静に尋ねる。






「.....柚,ごはん食べよ。」


もういいから、と言うように
由宇が俺の制服の裾をぎゅっと握る、

だいたい状況は理解できた。