俺のこと好きになってよ。



でも,俺の願いはぶち壊される




「「あ!!!!柚!!!」」


おう。息ぴったり


でも,なかなか声でけぇ



『あのね,柚!!晴ったら酷いんだよ!!』


『あのな!柚,由宇が柚のこと~』


『あーっっだから違うって!!』


『必死すぎだろ!!マジなんだな!』


『だーかーらー~っ』




いっきに喋られても分かんないよ。
さっきよりも大きな声に,周囲の視線はよりいっそう痛くなった。



あーもう。



「二人とも,ここ学食だから。」