「 ちょっと!いつまで座ってるの! 」 少し怒り気味の理香が立っていた。 自分の周りを見渡すと、門の前で膝をつき 地べたにしっかり座っていた私。 「 なんで…私ここにいるの…? 」 橋の上にいたはずなのに …どうして? 「 なに寝ぼけたこと言ってるのよ! みんな見てるでしょ……早く立って。 」 す、すごい見られてる… とりあえず笑顔で軽く会釈をした。