「ここから、狭い道に入るからな。」
翼桜さんの指差す方向は、人一人がようやく通れるであろう狭すぎる道。
蜘蛛の巣や野良猫を潜り抜けて突き当たり。
【 107 】
薄汚れたマンションのような扉。埃をかぶり蜘蛛の巣だらけ。ここが、この人達の基地。
「ただいま。帰ったぞ。」
「あっ!!おっかえり〜!!」
奥の部屋からひょっこり顔をだす人…
スラリとした長い手足170cmはゆうにあるであろう身長。小さい顔。猫のようなツンと冷たい印象を与えるある瞳その瞳とは反対の柔らかい雰囲気の唇小さな高い鼻。
なんどもテレビで見たことのあるお馴染みの顔。


