Demon of twelve



『凜…待っててね。きっとまた、
× × × × × × で逢えるから…』



貴方は、だれ…?雑音がはいってよく聞こえない…。
ねぇ?どこで会えるの?貴方は、私の何…?
会いたいよ…今すぐに…


「…様!?卯月様!!卯月様ってば!!」



ナチの声が遠くから聞こえる。泣かないでよ…



「ナ…チ、私は…大丈夫、だか…ら。」


ここは、どこだろう。喉が渇きカラカラで、声が掠れる。目の前には、大きな工場の扉…?



薄暗くて埃っぽい…。手は、親指同士を、脚は、足首を結束バンドで縛られている。結構な時間が経っているのか、親指は、血が回らないのか、ヒンヤリ冷たくなっている。