置いていくよ、なんて言ってたけど歩幅もしっかり私に合わせてくれる。 もしかして... 私が水あげ終わるの待っててくれたのかな?なんて期待しちゃうよ。 「えへへ...」 「なにひとりで笑ってるの?」 「えへ、なんでもないよー」 私の為じゃなくても、結城くんと帰れるならどっちでもいいや。 結城くんと一緒に帰れるだけで、それだけでいいよ。