若干引き気味で聞く玲くんと、興味が無さそうな結城くん。



「同世代で中学からバスケやってれば、知ってるだろ。星城学園とか強豪校だし、あんたら2人の息の合ったプレークソ有名だったし」



やっぱり、結城くんと玲くんは有名人だったのか!



そういえば、湊(弟)が言ってたのって結城くんと玲くんの事かな?



「息があったって言うか、パスすれば玲が勝手に決めてくれるだけだけどね」



「は?信頼してるから、パスできるんだろーが?それに、パスが上手いから気持ちよくシュート出来んだよ」



イカついお兄さん3人組のリーダーが、呆れたように口を開く。



「あ!ほんとにそれ!」



激しく同意をする玲くん。



2人とも凄いなぁ...



バスケを通して、知らない人と仲良くなれて...