君の幸せ、ただそれだけを。上






「へぇー」




「…星也って、

カフェじゃいつも紅茶じゃない?」





あたしがふと思いだしてそう言うと、





「んー。


なんか俺もそうかも。





いっつも気分で選んでんだけど。



思えばいっつもカフェじゃ紅茶で、

映画だとコーヒーかもしんね」




「へへ、あたしたち一緒じゃん」





同じってゆうことが嬉しくて、


笑いながら星也にそう言うと、





「俺、彩香のメロンソーダみたいに子供じゃねぇしー」




なんて、バカにして笑われた。