「あーやか。 帰ろーぜー」 星也があたしに話しかけてくる。 「うんっ」 あたしは嬉しそうに弾んだ声で、 言ってみた。 アピールしなきゃだもん! 「なぁー、 俺の好きな子の名前、 悠って書いて、はるって読むんだってー。 やっぱしかわいい子は名前もかわいいんだなー」 …悠ちゃん、か。 こんなことで落ち込んでたらダメだ! 「やっぱしって何さ?」 あたしは笑いながらそう聞く。