おもしろ、慶斗先輩。 「じゃ、声出してこか。 おっきい声な」 「はーい」 せーの、と声を合わして始める。 おっきい声を出すと、 すごく気持ちいい。 星也が今、 あの子と一緒にいて。 星也が今、 あの子のことをかわいいって思ってたりして。 星也が今、 あの子のことをもっと好きになってたりして。 星也は今、 あたしのことなんか考えもしてない。 星也は今、、、 あの子しか見てない────。