君の幸せ、ただそれだけを。上






グイッと、

星也から引き離すように、



委員長さんはあたしの腕を掴み自分の方に引き寄せた。




「ひゃっ!

ちょ、委員長さんっ?」




びっくりしたぁっ。

急にグイッて引っ張るんだもん。



転びそうになったし!




「俺、委員長って名前じゃねぇんだけど」



あたしが委員長さんって言ったことがよほど嫌だったのか、


すっごい不機嫌。



なんだこの人。




そんなに委員長さんが嫌だったのか。