君の幸せ、ただそれだけを。上







あたしの本能が叫んでる。



────星也の心は、

あの子に奪われちゃう。





なんでだろう。

根拠は一切ないのに。




不安に駆られてしょうがない…。




「彩香」




どうにかしたい、

けどどうにもならなくて不安なあたしに、



委員長さんが話しかけた。





「は、はい…?」





「彩香には…

女子の応援仕切ってもらおうと思うから、



俺がみっちり教えてやろう」






…。

なぜあたし?