「じゃあ、星也はあいつ教えてやってくんね? あの茶髪の… あ、今こっち向いたかわいい女子。 たぶん1年…だろーな。 あいつ教えてやって。 俺が前出て手本見せてたとき、 全然できてなかったから」 「あ、はい」 星也は、委員長さんに言われ、 タタタッと、その子のところへ行った。 …委員長さん、すごいなぁ。 前に立ちながら、 みんなのことちゃんと見てたなんて。 今のあたしのほとんどを占めている、 あたしの正直な気持ち。 ────"あの子のとこに行かないで"。