君の幸せ、ただそれだけを。上








そして、


"悠"、"星也"、と呼び合う仲に。




前まで、

星也のことを下の名前で呼び捨てにする女子はいっぱいいたけど、



星也が女子を下の名前を呼び捨てにするのはあたしと香菜、2人だけだった。






それがあたしの中で唯一いえる"勝ち"だったのに。





それさえも無くなってしまった。






てか…


なに、"勝ち"って。





あたしは星也の恋がうまくいけばそれでいいの。





心からそう思ってるか。


そう聞かれたら迷わず"うん"とは言えないかもしれない。





それでも、

そう思ってることには変わりはないから。








「…よかったねー!


予定とか、もう立ててんの?」




「まぁな。


たぶん喜んでもらえるようなんできた」





「へぇー!


楽しんでもらえるといいねっ!」







「実はさ。



俺悠の周りの男ちょっと前からチェックしてたんだけど。






悠の好きなヤツ、見当たんねぇんだよな。





もしかしたら、、、」








「…もしかしたら?」