君の幸せ、ただそれだけを。上









────それから1ヵ月程たったある日。







「彩香ー。



ちょ、聞いて!」






「んー?


どした、星也?」





「俺、まじ頑張ったと思うわ。



明日の土曜、水族館行くことなった!

2人で」





「…誰と?」




わかってるのにわざわざこんなこと聞くあたしは、



ばかなんだろう。






「そりゃもちろん悠と」






…この1ヶ月の間で星也と悠ちゃんは急激に仲が深まった。




そう。


休みの日に2人で遊びに行くほどに。