君の幸せ、ただそれだけを。上







「彩香ぁー。



熱大丈夫っ?」





「うんー。


ありがと!




もういつもどおり元気なったからー」






「よかったー」





ちょいちょい、と、



香菜はあたしを自分の近くに呼んだ。






「…?


どしたの?」






「…あのさ?



一昨日、なにがあったの?」






あ。


香菜に話してなかったなぁ。





たぶん心配、してくれてたんだろなぁ。