君の幸せ、ただそれだけを。上






慶斗先輩はあたしのその声が聞こえたのだろう、



少しこっちを向きニッと笑った。





「うわ、もっと速くなったよ慶斗先輩!」




どんどんスピードが速くなって、



目に見えない程





…ではさすがにないけど、




めっっっちゃ速い。





当然、


慶斗先輩は1位でゴールした。





「慶斗先輩?


速かったねぇー」




「ね!


あ、慶斗先輩で合ってるよ」