君の幸せ、ただそれだけを。上








「ほんとだねっ!



応援しなきゃー」







パンッという合図で、


慶斗先輩は走り出した。





あーやっぱ速いなぁー。




今でもダントツ1位。




ほんと、

風のように走るってこのことなんだろーなって思うような感じ。





「頑張ってくださーい!」





あたしたちの近くに慶斗先輩が来たとき、



思いっきり声を出した。