君の幸せ、ただそれだけを。上







「…借り物競走も気合入れんの?」




星也は少し笑いながら聞いてくる。







「…もちろーん!」





「俺も気合い入れよっかな!」






「入れちゃえ入れちゃえー!



あたしも入れるんだから星也も入れよ!」





「ん。


そーする」






「星也の借り物、


何になんだろーね?」




「なー。



変なんならなかったらいいけどな…」